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コラム|市川駅徒歩1分の歯科・歯医者【KAKITA DENTAL CLINIC/カキタデンタルクリニック】

Tel: 047-323-8418
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【市川駅の歯医者】口臭予防に効果も~歯周病を予防するメリットについて~

こんにちは。
市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」です。

 

歯周病になると、歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭といった症状が起こります。
重症化すると、歯を失うことになったり、全身の健康にもマイナスの影響をおよぼします。
また、歯ぐきが下がってくることで見た目の印象が変化したり、口臭がひどくなることで人間関係にも影響をおよぼしたりすることもあるのです。

 

健康的で美しい口元を維持するためにも、歯周病予防に取り組みましょう。
ここでは、歯周病を予防することのメリットについてお話しします。

 

垣田 竜太郎 院長
垣田 竜太郎 院長

垣田 竜太郎 院長

鶴見大学歯学部 卒業
東京都の歯科医院 2医院勤務
東京都の歯科口腔外科にて非常勤勤務
KAKITA DENTAL CLINIC開院
BEST OF MISS 2022 千葉大会審査員


医院名:KAKITA DENTAL CLINIC/カキタデンタルクリニック
所在地: 〒272-0034
千葉県市川市市川2丁目1−4 Wakoukai Bldg.2F

 

 

歯周病予防で期待できる6つのメリット

歯周病予防に取り組むことで、次のようなメリットが期待できます。

 

1.歯を維持できる


2018年に全国2,345の歯科医院で行われた全国抜歯原因調査結果によると、歯を失う原因の37%が歯周病でした。

 

参考:厚生労働省 健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~生活習慣病などの情報「歯の喪失の原因」より >

 

歯周病にかかると、歯周組織が炎症を起こします。
一度進行すると自然に治ることはなく、段階的に進行し、炎症の範囲が広がります。
最終的に歯を支えている骨が溶かされて、歯を失うことになるのです。
もちろん、歯を失う理由は歯周病だけではありませんが、歯周病を予防することで、歯を失うリスクを軽減することができます。

 

2.健康で美しい歯ぐきをキープできる

健康な歯ぐきは、ピンク色をしていて、引き締まっています。
歯周病になると歯ぐきが赤みを帯びて腫れたような状態になり、進行するにつれて歯ぐきがブヨブヨしてきます。

 

さらに進行すると、歯ぐきが下がり、歯根部分が露出して歯が長くなったように見えるようになり、不自然な印象を与えることになりかねません。
歯周病を予防して健康な状態を維持することで、キレイな口元を維持しやすくなります。

 

3.口臭が改善される


歯周病と口臭は深い関係があります。
歯周病の原因となる歯周病菌は増殖をくり返し、歯ぐきと歯のすき間である「歯周ポケット」の奥深くに入り込みます。
この細菌が食べかすやタンパク質を分解するときに、悪臭の原因となるガスを発生させるのです。

 

歯周病が原因となる口臭は、

・腐った卵のようなにおい
・玉ねぎが腐ったようなにおい

と表現されるように、非常に強いにおいが特徴です。

 

歯周病が進行すると、においも強くなるため、社会生活に影響を与える可能性があります。
そのようなことにならないように、しっかりと歯周病を予防してさわやかなお口をキープしましょう。

 

4.全身の健康維持にも効果が期待できる


歯周病が重症化すると、歯周病菌やその菌が産生する毒、炎症性物質が、血管に入り込み全身に回ります。
特に、糖尿病とはお互いに悪い影響を与え合う関係性で、糖尿病がある方は歯周病が悪化しやすく、歯周病がある方は血糖コントロールが難しくなることがわかっています。

 

また、唾液に含まれている細菌が誤って気管支や肺に入ると、気管支炎や誤嚥(ごえん)性肺炎の原因にもなりかねません。
女性の場合は妊娠中に歯周病が悪化すると、早産や低出生体重児の出産などを引き起こすリスクも高まります。

 

お口だけでなく全身の健康を維持するためにも、歯周病をしっかりと予防することが大切なのです。

 

5.しっかり噛むことができる


歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶かされて歯がグラグラするようになり、咀嚼(そしゃく)力が低下します。
歯を失うことになれば、噛む力はさらに弱くなるのです。

 

噛むことには、お口そして全身の健康のために、次のようなメリットがあります。

・消化を助ける
・早食いや過食を防ぐ
・唾液の分泌を促す

 

前歯には食べものを噛みきり、奥歯にはより細かくすりつぶすという役割があります。
しっかりと噛んでから飲み込むことができていれば、胃や腸への負担が少なくなり、栄養や酵素を吸収しやすくなるのです。
また、しっかりと噛むことで脳が刺激されて、満腹感を感じやすくなります。
噛まずに飲み込んでいると、肥満や食べすぎのリスクが高まり、全身の健康維持が難しくなるのです。

 

さらに、噛むことで唾液の分泌が促されます。
唾液の分泌量が多くなればなるほど、飲み込む動作がスムーズに行えます。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、初期のむし歯を修復したりするといった働きもあり、お口を清潔な状態を維持するためにも欠かせない存在です。

 

6.医療費を抑えられる


重度の歯周病になってしまうと、治療が長期化し費用もかさむ傾向にあります。
さらに、歯を失うことになると、歯を補うための治療が必要です。
全身疾患を引き起こすことになれば、さらに医療費が増加することになります。
歯周病の予防は、歯周病以外の病気の予防にもつながり、将来の医療費を抑えることになるのです。

 

 

歯周病予防はいつから始めればいい?

歯周病というと、中年やシニア世代の病気というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいます。

 

実際に、歯周ポケット(4mm以上)の保有者の割合はシニア世代で高値を示し、45歳以上で過半数を占めています。

 

参考:厚生労働省_健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~生活習慣病などの情報「歯周疾患の有病状況」より >

 

けれども、歯周病は若い世代でも発症するケースは少なくありません。
また、症状が出てからでは、治療を行っても元の状態に戻すことが難しい場合もあります。

 

予防を始めるのに早すぎるということはありません。
年齢に関係なく「今」すぐ始めることが大切です。

 

 

歯周病予防って何から始めればいい?

歯周病は、ご家庭でのセルフケアを歯科医院で行うプロケアのどちらかだけでは予防することはできません。
併用することで効果的に予防することができます。
お口の状態を把握するためにも、まずはお口をチェックし、お一人お一人に合う予防ケアを実践することが大切です。

 

ご自身で行うセルフケア


歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。
丁寧に時間をかけて、汚れを落としましょう。

 

特に、歯間のケアには注意が必要です。
歯と歯の間の汚れは、歯ブラシ1本だけでは6割程度しか取り除けないことがわかっています。
デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、汚れの除去率は高まりますが、2022年(令和4年)の歯科疾患実態調査によると、デンタルフロスや歯間ブラシを用いた歯間部清掃を行っている方は全体の50.9%でした。

 

参考:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p30表25より >

 

デンタルフロスや歯間ブラシは、お子さんでも使っていただけます。
まだ歯間ケアを行っていない方は、デンタルフロスや歯間ブラシの選び方や使い方をアドバイスしますので、お気軽にご相談ください。

 

また、歯磨きに加えて、歯周病リスクを高める生活習慣になっていないかの見直しを行いましょう。
次のような習慣は、歯周病を高めるリスクが高いため、できるだけ早く改善することが大切です。

・喫煙
・歯ぎしりや食いしばり
・噛まずに飲み込む
・糖質の摂りすぎ
・不規則な生活

 

特に、喫煙には注意が必要です。
タバコを吸う方は吸わない方よりも、歯周病にかかりやすい上に、悪化しやすいことがわかっています。
また、治療効果も低いこともわかっています。
タバコを吸うと血管が収縮するため、歯ぐきの毛細血管の流れが悪くなり、酸素や栄養が行き渡りにくくなり、抵抗力が落ちてしまうことで、歯周病リスクが高くなるのです。
また、歯周病だけでなく歯ぐきの変色の原因にもなりますので、健康的で美しい口元を維持するためにも禁煙をおすすめします。

 

歯科で行うプロケア


プロケアは定期的に受けることが大切です。
まずはお口の中をチェックし、歯周病の症状がないか、磨けていない部分がないかなどを確認します。
毎日丁寧に歯を磨いていても、歯垢が溜まって膜のようになった「バイオフィルム」や歯垢が唾液による石灰化で硬い石のようになった「歯石」は、歯磨きでは除去することはできません。

 

歯科のクリーニングでは、歯磨きでは落とせない汚れを専門的な薬剤と器具を使って取り除きます。
歯周病の治療として歯石除去が必要な場合は、クリーニングに保険が適用されます。
歯石を除去する「スケーリング」も、保険内で受けることが可能です。

 

また、当院では、一般的なクリーニングに加えて、自由診療のクリーニング「PMTC」を行っています。
「PMTC」とはProfessional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)の略です。
専門の機器とフッ素入りの研磨剤を使って、歯垢や歯石などの汚れを徹底的に落としてから、歯の表面をツルツルに研磨します。
表面を磨くことで、汚れが再付着しにくい状態となり、むし歯や歯周病予防に高い効果が期待できます。 

 

 

歯周病予防を始めたい方は「KAKITA DENTAL CLINIC」にご相談ください


歯周病予防に取り組むことで、さまざまなメリットが期待できます。
毎日の丁寧なケアに加えて、定期的に歯科のプロケアを受けることで、より効果的に予防することが可能です。

 

定期的にクリーニングを受ける習慣があれば、歯周病を発症してしまっても、早期に発見しすぐに対処することができます。
ご自身の歯を健康な状態で1本でも多く維持できるように、私たちと一緒に予防に取り組みましょう。

 

市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」は、市川駅直結のショッピングモール「シャポー市川・WESTエリア」の西口を出て右方向に徒歩30秒のところにあります。
歯周病予防だけでなく、ホワイトニングやセラミック治療など、機能性と審美性を両立させた治療をご提供しています。
通勤や通学、お買い物の途中にも立ち寄りやすいクリニックですので、お口のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

KAKITA DENTAL CLINICへのアクセスはこちらをごらんください >