【市川駅の歯医者】インプラントは何年使える?長く使うために大切なこととは
こんにちは。
市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」です。
人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する「インプラント治療」を行えば、自分の歯のように噛むことができます。
そのため、インプラントは、失った歯を補う治療法の中でも、見た目や機能性にすぐれた選択肢として注目されています。
ただし、費用負担が大きいことから、「できるだけ長く使いたい」「実際にどれくらい使えるのか」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、インプラントの寿命と、それを長持ちさせるために大切なことについてお話しします。
垣田 竜太郎 院長
鶴見大学歯学部 卒業東京都の歯科医院 2医院勤務
東京都の歯科口腔外科にて非常勤勤務
KAKITA DENTAL CLINIC開院
BEST OF MISS 2022 千葉大会審査員
医院名:KAKITA DENTAL CLINIC/カキタデンタルクリニック
所在地: 〒272-0034
千葉県市川市市川2丁目1−4 Wakoukai Bldg.2F
Contents
インプラントの一般的な寿命はメンテナンス次第で15~20年以上

厚生労働省の報告によると、埋入部位や埋入条件によっても異なりますが、インプラントが脱落することなく残っている割合は上顎で90%程度・下顎で94%程度です。
つまり、上下どちらの顎でも90%以上は、治療から10〜15年経っても、使い続けられることがわかります。
参考:厚生労働省「歯科インプラント治療のための Q&A」p3より >
また、インプラント治療後20年以上経過した方へのアンケート調査では、全体の84%が「なんでもよく噛める」と回答しています。
アンケートに回答した方の約90%が60〜80歳代の方ですので、40〜60歳代でインプラント治療を受けてから20年以上経過してもなお問題なく使用できており、これからも使用できる可能性があるのです。
参考:J-STAGE 日本口腔インプラント学会誌31巻 (2018) 2号「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」p53-173図7より >
ただし、このように長くインプラントを使うことができるのは、メンテナンスを継続していることが前提となります。
なぜなら、インプラントそのものは丈夫で耐久性の高い素材を使用していますが、周囲の骨や歯ぐきに炎症が起きたり、負荷がかかり続けたりすると、骨や歯ぐきが破壊されてインプラントを支えられなくなるからです。
インプラントの寿命を左右する要因

インプラントの寿命は、10〜15年以上、また20年以上と、メンテナンス次第では長く使っていただくことが可能です。
ただし、メンテナンスの状態などによって寿命は左右されます。
長くお使いいただくためには、どのような要因でインプラントの寿命が左右されるかを知っておきましょう。
毎日のセルフケア不足
毎日の歯磨きで、汚れをしっかりと落とすことができているかどうかで、インプラントの寿命は変わります。
毎日のブラッシングが不十分な状態が続くと、周囲の歯ぐきに炎症が起こり、「インプラント周囲炎」を発症することがあります。
インプラント周囲炎は、インプラント治療後にもっとも気を付けたい疾患の一つです。
インプラント周囲炎を防ぐためには、毎日の歯磨きの精度を高めて、直接的な原因となる歯垢(プラーク)を溜めないことが大切です。
歯ぎしり・食いしばりなどのクセ
歯ぎしりや食いしばりによって、インプラント体に負荷がかかると、結合部分のゆるみやインプラント体そのものがグラグラするといったことになりかねません。
また、強い力がくわわることで骨が次第に痩せていき、インプラント体を支えられなくなるといったトラブルに発展する可能性もあります。
特に、就寝中の歯ぎしりは無自覚なことが多く、気付かないうちにインプラントへダメージを与えているケースも少なくありません。
歯を守るためのマウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりのダメージを緩和することができますので、歯ぎしりを指摘された場合は、すみやかに歯科に相談しましょう。
定期メンテナンスを受けているかどうか
インプラント手術が終わり、人工歯を装着すると、治療が終わったと考える方もいらっしゃいます。
先ほどのアンケート調査によると、約52%の方が「定期検診を受けている」と回答しています。
一方、約18%の方が、「定期検診を受けていない」と回答しており、その理由として約30%の方が「面倒だから」というものでした。
参考:J-STAGE 日本口腔インプラント学会誌31巻 (2018) 2号「20年以上経過したインプラント患者のアンケート調査」p54-174図11図12より >
インプラント治療は、メンテナンスが非常に重要です。
「毎日歯を磨いているから大丈夫」ではなく、定期的に歯科医院でお口の状態をチェックしたり、セルフケアで取り除けない汚れを専門のクリーニングで除去したりすることで、インプラントの寿命に影響を与える原因を取り除くことができます。
反対に、定期的にメンテナンスに通っていないと、インプラント周囲炎の症状や歯ぎしりや食いしばりに気付かない可能性があるのです。
インプラントを長持ちさせるためにできること
では、どのようなことに気を付けていれば、インプラントを長く使うことができるのでしょうか。
毎日の丁寧なブラッシング

2024年(令和6年)度の歯科疾患実態調査によると、82%の方が1日2回以上、歯を磨いています。
ですので、「毎日しっかりと歯を磨いているから大丈夫」と思うかもしれませんが、歯ブラシだけの歯磨きでは、インプラント周辺の歯垢(プラーク)を十分に取りきることは難しい場合もあります。
特に、歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけで取り除けるのは、6割程度です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、汚れの除去率は8割程度まで高まることがわかっています。
参考:厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査結果の概要」p27表23より >
それなのに、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってセルフケアを行っている方は、約54%と、歯間ケアを行う習慣が身についている方はそれほど多くないのが現状です。
参考:厚生労働省「令和6年歯科疾患実態調査結果の概要」p32表26より >

そこで、歯と歯ぐきの境目の汚れには、通常の歯ブラシのヘッドよりも小さい「タフトブラシ」の使用がおすすめです。
タフトブラシは毛束が一束にまとまっており、小回りがきき、インプラント体の上部に装着した人工歯と歯ぐきの境目をキレイにするのに適しています。
歯科医院のメンテナンスでは、お一人お一人に合う磨き方や、清掃用具のアドバイスを行っています。
アドバイスを参考に、毎日のセルフケアをアップデートして、清潔な状態を維持しましょう。
歯科医院での定期的なメンテナンス

多くの歯科医院では、3〜6ヶ月に1回の定期メンテナンスを推奨しています。
定期検診では、
・インプラント周囲の歯ぐきの状態のチェック
・かみ合わせや人工歯の状態の確認
・プロによるクリーニング
を行います。
インプラントの周囲の歯ぐきの炎症が起こる「インプラント周囲炎」は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
また、かみ合わせのズレや歯ぎしりや食いしばりの症状は、ご自身では気付かないケースも多いため、定期的にプロの目でチェックすることで、早期発見・早期治療が可能となり、重症化を防ぐことができるのです。
ナイトガードの使用や生活習慣の見直し
「ナイトガード」とよばれるマウスピースを使用することで、就寝時の歯ぎしりや食いしばりの症状を緩和することができます。
ナイトガードは日中も装着することが可能です。
お一人お一人のお口に合わせて、オーダーメイドで製作するため、お口にぴったりとフィットします。
ただし、ナイトガードはあくまでも症状を緩和するためのもので、歯ぎしりや食いしばりの原因を取り除くものではありません。
歯ぎしりや食いしばりの原因はさまざまですが、かみ合わせやストレス、生活習慣が関係していることもあるとされています。
歯ぎしりや食いしばりの原因となる可能性がある不規則な生活習慣を見直すことも、大切です。
インプラント周囲炎に注意!その予防と対策

インプラント治療後に、もっとも気を付けたいのが「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎は適切なメンテナンスを行っていれば、予防することができます。
インプラントも歯周病になる?インプラント周囲炎とは
インプラントは人工的に作られたものですので、むし歯になることはありません。
ただし、インプラントを支えている骨や歯ぐきなどの組織は天然のものですので、歯周病と似た「インプラント周囲炎」を発症する可能性があります。
歯周病は天然の歯の周辺組織に、インプラント周囲炎はインプラント周囲の組織に炎症が起こる病気です。
重症化すると、歯やインプラント体を支えている骨が溶かされて、歯やインプラントが脱落する恐れがあります。
また、インプラント周囲炎には、歯周病よりも進行が早く、自覚症状が出にくいという特徴があります。
発見が遅れると抜け落ちるリスクも
インプラント周囲炎は、初期には痛みなどの症状が出にくいため、気付かないうちに進行してしまうケースが多く見られます。
一度溶かされた歯周組織は、自然と元に戻ることはありません。
発見が遅れると治療が困難になり、最終的にはインプラントを撤去せざるを得ないといった状態に陥ることもあります。
痛みがなくても「歯ぐきが腫れている気がする」「出血がある」などのサインがあれば、すぐに歯科医院を受診しましょう。
炎症を防ぐためのセルフケアとプロケアの両立が重要
インプラント周囲炎を予防するには、毎日のセルフケアと定期的に行うプロのケアの両方が必要です。
毎日の歯磨きでは、インプラント周囲炎の原因となる歯垢(プラーク)をお口の中に溜めないことを意識して、丁寧に歯を磨きましょう。
歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシを活用して、しっかりと汚れを落としましょう。
また、定期的に歯科医院でお口の状態をチェックすることも大切です。
プロの目でチェックすれば、インプラント周囲炎の初期症状を見逃すこともありません。
また、歯磨きでは落としきれない汚れは、歯科医院で行う専門的なクリーニングで除去することが可能です。
セルフケアとプロケアを両立させて、お口の中を清潔な状態に保つことで、インプラント周囲炎を予防することができます。
インプラントを長く使いたい方は「KAKITA DENTAL CLINIC」にご相談ください

「KAKITA DENTAL CLINIC」では、インプラント治療はもちろんのこと、治療後のメンテナンスにも力を入れています。
より長く安定してお使いいただけるように、
・お一人お一人に合わせた予防ケア
・毎日のセルフケアを向上させるための歯磨き指導
・ナイトガードの提案や生活習慣改善のアドバイス
などを行っていますので、どのようなことでもご相談ください。
市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」へは、市川駅直結のショッピングモール「シャポー市川・WESTエリア」の西口から30秒のところにあります。
駅から近く、お仕事帰りやお買い物の途中などに立ち寄りやすいクリニックです。
KAKITA DENTAL CLINICのインプラント治療についてはこちらをごらんください >
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