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コラム|市川駅徒歩1分の歯科・歯医者【KAKITA DENTAL CLINIC/カキタデンタルクリニック】

Tel: 047-323-8418
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前歯のすき間をどう治す?スピーディーに前歯を整える審美治療について

こんにちは。
市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」 です。

 

前歯にすき間があいていませんか?
年齢とともに、すき間が広がってきたという方もいらっしゃるでしょう。

 

前歯は口元、そしてお顔全体の印象を左右するパーツです。
すき間が気になって口元を手で隠したり、思いきり笑えなかったりするようなことがあれば、日常生活に支障をきたします。
また、歯にすき間があいていると、かみ合わせにも悪い影響をおよぼすのです。
歯のすき間を改善する方法は、大きく分けて2つあります。
装置を使って歯を動かす「矯正治療」とセラミックの修復物ですき間を補う「セラミック治療」です。
ここでは、前歯のすき間を改善する「セラミック治療」についてわかりやすくお話しします。

 



垣田 竜太郎 院長
垣田 竜太郎 院長

垣田 竜太郎 院長

鶴見大学歯学部 卒業
東京都の歯科医院 2医院勤務
東京都の歯科口腔外科にて非常勤勤務
KAKITA DENTAL CLINIC開院
BEST OF MISS 2022 千葉大会審査員


医院名:KAKITA DENTAL CLINIC/カキタデンタルクリニック
所在地: 〒272-0034
千葉県市川市市川2丁目1−4 Wakoukai Bldg.2F



 

前歯のすき間ができる原因


歯と歯の間にすき間がある歯並びは、一般的に「すきっ歯」と呼ばれます。
専門的には「空隙(くうげき)」といい、平成23年の歯科疾患実態調査によると、12歳〜20歳の男女の前歯の不正咬合の12.4%を占めています。
歯列が凹凸になっている「叢生(そうせい)」、歯が前に出ている「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」に次いで3番目に多い不正咬合です。

 

参照:厚生労働省eヘルスネット「不正咬合の種類と実態」より >

 

前歯にすき間ができてしまう原因はさまざまです。
永久歯が生えたときからすき間がある方もいれば、少しずつすき間ができる方もいらっしゃいます。

 

歯の大きさ

歯の大きさや骨格には個人差があり、歯が並ぶ土台に対して歯が小さければ、スペースがあまってすき間が生じます。
また、歯が並ぶ土台が歯の大きさに対して広すぎても、同じようにすき間が発生します。

 

歯の本数

永久歯の数は上下合わせて28本です。
生えるはずの歯が歯ぐきに埋まっていたり、もともとの歯の数が少なかったりすると、スペースが空いてすき間が生じます。

 

歯周病

歯周病が重症化すると、歯を支えている組織が溶かされます。
歯ぐきが下がって、歯が大きく露出し、歯の根の近くにすき間が生じるのです。
歯周病が原因で歯ぐきが下がっている場合は、すみやかに歯周病の治療を行わないと歯周病がさらに進行して歯を失う恐れがあります。
歯周病になっていなくても、年齢を重ねると骨がもろくなり歯ぐきが痩せてしまって、歯ぐきが下がったようにみえることもあります。
歯ぐきが下がったように感じたらできるだけ早く歯科を受診しましょう。

 

生活習慣やクセ

歯ぎしりや食いしばりが習慣になっていると、歯や歯ぐきに強い力がかかり、歯がぐらついたり、歯と歯の間にすき間が生じやすくなります。
また、「舌先で前歯を押す」クセがあると前歯が前方に倒れやすくなり、「下唇を噛む」クセがあると上の前歯が外側に押し出されて、すきっ歯になりやすいのです。
すきっ歯を治しても、このようなクセや習慣が改善されていなければ、もとに戻ってしまう恐れがあります。

 

 

前歯のすき間をそのままにしているとどうなる?


前歯のすき間は、時間の経過とともに広くなることはあっても、自然に治ることはほとんどないでしょう。
そのままにしていると、次のような問題が生じる恐れがありますので、できるだけ早く治療を始めることをおすすめします。

 

むし歯・歯周病リスクが高まる

歯と歯の間にすき間があると、食べカスがはさまりやすくなります。
食べカスに細菌が繁殖することで、むし歯・歯周病・口臭の原因になるのです。

 

発音や滑舌が悪くなる

前歯にすき間があると、空気が漏れて発音に影響をおよぼすことがあります。
発音が不明瞭になり、特にサ行やタ行の発音がしづらくなる傾向があります。

 

かみ合わせが悪化する

すき間がある状態ではしっかりとかみ合わせることができません。
そのままにしていると全体の歯並びにも影響がおよびます。
また、特定の部分に負担がかかることで、顎関節症を引き起こしてしまうことも。
また、咀嚼(そしゃく)力が低下することで、胃や腸に負担がかかったり、栄養の吸収がうまくいかなかったりと全身の健康状態にも悪い影響をおよぼすことがわかっています。

 

 

前歯のすき間を整える「セラミック治療」とは


セラミックで作られた被せ物を歯にセットして、歯の形や色を整えるのが「セラミック治療」です。

 

セラミック治療のメリット


セラミック治療にはさまざまなメリットがあります。

 

・短期間でスピーディに治療を終えられる

セラミック治療は、型取りを行って被せ物を製作し、歯に取り付けます。
矯正治療のように、矯正装置を装着して歯に力をかけて少しずつ動かすわけではありませんので、治療にかかる時間が少なくすみます
また、矯正治療では、治療後に歯が元の位置に戻ろうとする現象が起こりますが、セラミック治療では歯を移動させないので治療後に元の状態に戻ることはありません。

 

・歯や歯ぐきに負担がかからない

セラミックは、陶器を歯科用に強化した素材で、生体親和性が高く、歯や歯ぐきにも悪影響を与えることはありません。
表面がツルツルしていて、汚れが付きにくいため、むし歯や歯周病を予防する効果も期待できます。

 

・耐久性が高い

セラミックはプラスチックとくらべて、硬くて丈夫な素材です。
とはいっても硬すぎることはなく、天然の歯と同じ程度の硬さですのでかみ合う歯に負担をかけません。
また、変形するリスクも少なく、適切なメンテナンスを継続していれば、プラスチックや銀歯よりも長くお使いいただけます。

 

・自然な白さが維持されやすい

セラミックの被せ物は、何層にも焼き付けて周りの歯に合うような色調や透明感に仕上げるので、自然な見た目が再現されます。
プラスチックのように水分を吸収しないので、変色しにくく、白さが維持されやすいのが特徴です。

 

・金属を使用していない

保険診療で使用される銀歯は古くなると錆びて、金属イオンが溶けだし金属アレルギーを発症させたり、歯ぐきを変色させたりすることがあります。
セラミックは金属を使用しないため、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみが起こる心配は不要です。

 

セラミック治療の注意点


セラミック治療には、デメリットとされる点もあります。

 

・適用できない場合がある

すき間ができている原因によっては、セラミック治療では改善できない場合があります。
その場合は、矯正治療などほかの治療をご提案します。

 

・強い力がかかると破損する

セラミックは丈夫な素材ですが、陶器を落とすと割れるように、強い力がかかると割れたり欠けたりすることがあります。
治療する場所によって、適した素材を選ぶことでリスクを抑えられます。

 

・歯を削る場合がある

セラミック治療では被せ物の強度を保つ目的や色調を自然に仕上げるために、土台となる健康な歯を削って形を整える場合があります。
削る量は歯の状態によって異なり、場合によっては神経を取ることもあります。

 

・保険が適用されない

セラミック治療は保険が適用されない自由診療です。
そのため、費用負担が大きくなりますが、審美性や耐久性が高く、むし歯の再発リスクを低下させられることから長期的に見るとコストパフォーマンスがよいという考え方もできます。

 

 

当院のセラミック治療で使用する素材


セラミックの被せ物にはいくつかの種類があり、ご予算や見た目のご要望に合わせてお選びいただくことができます。

 

フルジルコニア

内側から外側まですべてにジルコニアを使った被せ物です。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれていて、際立つ白さと強度が特徴です。
耐久性が高いことから、強い力がかかりやすい奥歯にも安心して使用していただけます。

 

e.max

ニケイ酸リチウムガラスセラミックの被せ物です。
次世代セラミックともよばれていて、強度が高いセラミックです。
e.maxは天然歯の硬さに近いため、かみ合う歯にも負担をかけません。
透明感が高く、天然の歯のような美しさが再現されます。
さらに変色しにくいため、審美性を保つことができます。

 

ジルコニアボンド

ジルコニアの上に、セラミックを重ねた構造の被せ物です。
ジルコニアの強度とセラミックの美しさを併せ持つ素材で、前歯などの目立つ部分におすすめです。

 

 

前歯のセラミック治療をご希望の方は「KAKITA DENTAL CLINIC」にご相談ください


セラミック治療は当院の得意分野の一つです。
透明感や色・形、位置や角度などの見た目の美しさにこだわるのはもちろんのこと、噛み心地や耐久性、健康面なども含めて、お一人お一人に合う治療をご提案します。
信頼できる技工所と連携を取りながら、精密な被せ物を製作します。

 

また、セラミック治療は、土台となる天然の歯と被せ物をしっかりと密着させることが重要で、接着技術も非常に重要です。
当院では、これまでの治療経験を活かして、むし歯や歯周病を予防して長く安定してお使いいただけるように、丁寧な治療を行っています。

 

市川市の「KAKITA DENTAL CLINIC」は、JR市川駅より徒歩1分と電車で通いやすい歯科医院です。
お仕事帰りやお買い物の前後に、お気軽にお立ち寄りください。

 

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